「だめだ大きすぎるよ。とても通れやせんよ」

ふしぎの国のアリス

Doorknob

ドアノブ

がらんとした小部屋の中で、不思議の国へ誘うかのように一人佇むドアノブ。 しかし入るときも出るときも、やれ「君は大きすぎる」だの、「鍵がかかってる」だのと理由を付けてはアリスが通るのを拒みます。 また、そのたびに自ら打開策を提案したりと、一見親切ですが実際はアリスを翻弄しているだけ。 ハナから開ける気ありません。 しかし、いざ溺死しそうになると途端に慌てふためくのが情けなし。