| 「卯 2011」 |
| 2011/01/04-01/31 |
| 今年のお年賀トップ絵は鳥獣人物戯画風で。 去年のモチーフは長沢芦雪の「虎図」だったので、日本の伝統美術つながりですね。 いっそこのまま毎年恒例のシリーズにしちゃおうかしら。 鳥獣戯画は、動物たちの生き生きとした愛くるしさ、ユーモラスさが大好きです。 漫画の原点でもありながら、同時に現代でも全然通用する普遍性が素晴らしい。 そんな鳥獣戯画の中でも代表的存在ともいえるウサちゃん達の役を、ロジャーラビット、マックス・ヘアー(うさぎとかめ)、スキッピー(ロビンフッド)の三匹に置き換えてみました。 一応「体当たりキャラ」「俊足キャラ」「弓矢キャラ」ということで、うっすらと関連のある配役となっています。 去年の虎の絵では悲惨なことになった墨絵部分ですが、今年はまあまあそれっぽく描けたかな。 構図が多少ガヤガヤしているものの、割と雰囲気が出せたのではと、自分では満足しています。 あとは「脇愛々」の落款が、もっとリアルに再現できれば良かったのですが、なかなか思うようにかすれ加工ができず、ちょっと心残りです。 |